はじめまして。ひがし内科クリニック 院長 東 幸助です。
この度、クリニック開設にあたり、自分が医師を目指すきっかけや初心を改めて振り返ってみました。
私は、自分自身の人生で、中学校、高校までは、医師になろうと考えたことはまったくありませんでした。
しかし、病院で身内の死を何度か目の当たりにした時、その場に自分がいたにも関わらず何もすることが出来なかった自分の無力さ、不甲斐なさ、そして人の命のはかなさを痛感しました。
『もし自分に医療の知識が少しでもあれば、こんな場面はまぬがれることが出来たのではないだろうか?』
『患者の立場や苦しみを本当に理解してくれる医師がどれくらいいるのだろうか?』
私の心に去来したこれらの思いが、私が医師を目指すきっかけとなりました。
その後、私は医師となり、様々な経験を積んで参りました。
そして、医師になった時からずっと抱いている変わらない初心があります。
医師としての立場に立つだけではなく、患者さんの立場に立ち、病気に対する気持ちを理解し、共感し、寄り添い、それぞれの患者さんの生活にあった医療を提供しよう。 目の前で病気と闘っている患者さんが自分自身もしくは自分の家族だったら、と常に心に抱きながら接していこう。自分自身が病院に望んでいたこと、これを自分が患者さんに対して行っていこう。
これからも忘れてはいけない初心、信念を心に抱き、日々頑張っていきます。
患者さんがちょっとした体調の変化でも来院でき、必要な時にすぐに思い浮かぶような身近な存在に感じられる地域密着型のクリニックであり続けるよう頑張ってまいります。